Wi-Fiルーターを使用していて、ネットが繋がらなかったり速度が遅いということはないでしょうか?その場合、設定を変更したり、wi-fiルーターを置く場所を変更してみたり色々対策すると思います。それでも繋がらないという場合には、他に原因がある場合があります。このページでは、光回線が遅い原因と対処法をご紹介します。
光回線が遅い原因と対処法
プロバイダーの速度を確認する
まず最初に、契約しているプロバイダーの速度を確認しましょう。もし通信速度が1Gbpsの光回線を契約していても、プロバイダーが低速では意味がありません。
直接ケーブル線を伝ってくる有線であれば、障害物の影響を受けることは少ないですが、無線の場合、電波なので影響を受けやすくなります。ですので、有線接続では影響はないですが、もし自宅の周辺に送電線や大規模病院などの施設があると、Wi-Fiの接続に悪い影響を及ぼすことがあります。
また、使用しているLANケーブルが「cat(カテゴリー)6」以下でしたら、通信速度1Gbpsに対応している「CAT(カテゴリー)6」以上の製品を選ぶ様にしましょう。
元回線が遅くないかどうかを調べる
回線が遅い場合、「そもそも回線が遅い」「回線は速いが、プロバイダーが遅い」の2パターンあります。原因を特定するため、計測サイトで速度テストを行い、回線の実測値を確認しましょう。
ちなみに、youtubeを見るには2Mbpsぐらいあれば十分です。インターネット上のスピードテストを実施すればいいでしょう。スピードテストは次のURLから利用できます。
機器の問題かどうか確認する
機器に問題があるため、高速通信を利用できていないというケースは、意外とあります。パソコンやスマホのスペックに問題があったり、ルーターやLANケーブルに問題があることがあります。パソコンやスマホのスペックを上げたり(パソコンの場合メモリの増設など)、LAN
ケーブルを「CAT(カテゴリー)6」以上のものに変更することにより速度が改善される場合がよくあります。
プロバイダーの問題
プロバイダー側で通信障害が起こっていることもあります。これは、通信障害が収まるまで待つしかありません。
光回線の問題
光回線が混雑しているため、高速通信ができないこともあります。夜とかは比較的混雑します。利用する時間帯を変えることで解決します。
OSが古い端末を使っている
いくら光回線が速くても、パソコン、スマホ、タブレット端末のOSが古い場合、光回線の速さを発揮できないことがあります。
古いOSが搭載されているパソコンでは、CPUの処理速度も遅いことが多いです。対処法はOSのアップデート(Windows8からWindows10など)をしたり、スペックの高い最新のパソコンを購入する、メモリの増設が必要になってきます。
パソコンやスマホの容量不足
パソコンやスマホの容量が不足している可能性があります。パソコンでしたら、不要なソフトやファイルのアンインストールをしましょう。スマホも不要なソフトやファイルのアンインストールをしましょう。
最適な無線ルーターを使用しましょう
光回線を無線で使っている人もいます。その場合、無線ルーターの種類によって光回線の速度が遅くなってしまうことがあります。無線ルーターを購入するときは、部屋の広さや利用する人数も考えてから購入しましょう。無線ルーターの箱や説明書に、利用条件が記載されているので必ずチェックしましょう。
まとめ
光回線を選んだにも関わらず、思ったようなネット環境が得られていないという人が中にはいます。上記の対策法の様に、自分自身で対処できる場合があります。
光回線が遅いと言っても、どこに問題があるのかはケースバイケースです。回線自体に問題があるケースや、PCやスマホなどに問題があるケースもあります。まずはそれらに問題があるかないかを1つずつ確認しましょう。